IPC マンスリーレポート 4月号

IPC APEX EXPO 2025 開催、日本からも現地参加で提案

2025年3月、米国カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターにて、IPC APEX EXPO 2025が開催されました。最速レポートはこちらからご覧いただけます。

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展示会に先立つ規格開発会議(委員会)では、日本のタスクグループでの議論を経た提案が『IPC-A-610』の会議でも取り上げられ、有志のチームによる継続精査にこぎ着けました。

IPCの規格開発部門でシニア・ディレクターを務めるテレサ・ロウ氏は、現地参加のメリットについて次のように述べています。

「規格の決定プロセスを知ることで、自社の製造工程を見直し、より適切な手法を導入できる可能性があります。業界の最新動向も把握でき、競争力を高めることにもつながります。」

4月23日(水)に開催される「IPC SPRING 2025 オートモーティブ オンラインセミナー」では、委員会の全体概要も紹介予定です。

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IPC-7095、BGAに関する基準書の最新E版(英語)がリリース

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このほど、IPC-7095『ボールグリッドアレイ(BGA)の設計および組立プロセスの実施』の最新となる改訂E版の英語版がリリースされました。本書は、BGAおよびファインピッチBGA(FBGA)技術の設計と実装に関するガイドラインを提供する規格であり、特に設計と組み立てに関連する検査、修理、信頼性の問題に焦点を当てています。

日本でも、自動車業界を中心にニーズの高い基準書であり、多くの企業がこの基準を参考にした設計・製造を行っています。

IPCトレーニングの予定

  • 5月13日(火)~14日(水) J-STD-001CIS及びIPC-7711/21CIS 更新トレーニング 於:東京会場
  • 5月20日(火)~23日(金) IPC-7711/21CIS 新規トレーニング 於:東京会場
  • 6月10日(火)~11日(水) J-STD-001CIS及びIPC-7711/21CIS 更新トレーニング 於:名古屋会場
  • 6月17日(火)~19日(木) J-STD-001CIS 新規トレーニング 於:熊本会場
  • 6月24日(火)~25日(水) J-STD-001CIS及びIPC-7711/21CIS 更新トレーニング 於:東京会場

※この他の開催予定は、こちらよりご確認ください。

※初めてスペシャリスト資格の取得を目指す方は、「人材開発支援助成金」の活用もご検討ください。
「人材開発支援助成金」は、厚生労働省の提供する助成金プログラムです。

IPC開催イベント

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「東京ラウンドテーブル」がスタート

このほど、IPCの社長であるジョン・ミッチェル氏や同副社長・クリス・ミッチェル氏などが来日し、政府関係者や、エレクトロニクス産業を中心とする企業からの参加者との意見交換を行いました。詳細はオフレコとなりますが、現在「(より)安全・安心で、強靭なサプライチェーンの構築」が課題となっており、エレクトロニクス産業、特に半導体AIといった分野では、IPCのインテリジェンスや規格書、認証制度が大いに役立つ旨が共有されました。

好評を博し、この取組は今後も定期的に開催されることとなりました。

IPC中国、自動車産業の活動が活発に

中国自動車工業協会(CAAM)によると、2024年の新エネルギー車(NEV)の生産台数は1,200万台を突破し、驚異的な36.4%の増加となりました。2022年に設立されたIPC中国自動車電子委員会(CAEC)は、OEMメーカーやサプライチェーン企業の代表者で構成されており、この成長の中で業界の高品質な発展を支える重要な役割を果たしています。

2024年、IPC CAECは、標準規格トレーニング認証イベントの4つの作業グループを設立し、四半期ごとに定期的な会議を開催しました。その一つの目玉が、IPC J-STD-001/IPC-A-610の車載用途向け追加規格を反映したQML監査です。このプロジェクトは、すでにMagna Electronicsの張家港工場にて実施されていますが、今後は中国以外の国・地域でも、各国IPCによる提供が検討されています。

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