よくあるご質問
よくあるご質問
こて先の寿命はどれくらい?
こて先が使用できなくなるには、1)こて先の寿命、2)先端のぬれ部分に黒化が発生し、はんだがぬれなくなった場合(主にSnの酸化)、があります。
こて先は、寿命を延ばすために全周にFe(鉄)めっきを施しています。このめっきの消耗がこて先の寿命です。こて先の先端が痩せて、形が崩れ(先端が細い場合等)やがて穴があきます。この状態では熱伝導が極端に弱くなり、はんだこてとして使用できません。
こて先寿命は、下記の3つの要因により決まります。
こて先 温度
はんだ付 時間
はんだ付 回数
はんだ付の回数カウントを行い、予測寿命の80~90%で事前にこて先を交換することをお勧めします。それにより製品の品質を保ち、作業の中断が少なくなります。
こて先選定、こんな時はどうしたら良い?良くある質問 – FAQ –
Q.はんだ付に時間がかかる。またはんだがうまく融けません。
こて先の形式がが部品の形状、基板パターン・ランドに合っていますか?こて先の形状がランドの大きさ・幅より小さいと熱が伝わらず、はんだ付に時間がかかったり、良品ができません。こて先の形状、またはんだごての温度設定を確認ください。
Q.隣のパターンにはんだが付いてしまいます。
接続対象の部品に対してこて先形状が大きすぎる可能性があります。また、はんだ付け中にこて先を余分に移動することでも起こり得ます。
Q.こて先にはんだがぬれません。(なじみません)
こて先が酸化している、またはこて先寿命の可能性があります。新しいこて先に交換してください。
Q.同じこて先を使用中に急に熱が伝わらなくなりました。
こて先が食われている可能性があります。新しいこて先に交換してください。