テスト依頼サービス
量産体制構築の課題を洗い出す
安定した量産体制を構築するには、生産ラインに潜む課題を洗い出し、はんだ付け条件を設定する必要があります。ジャパンユニックスでは、お客様からお預かりしたワーク(プロトタイプ)をもとに、最適なはんだ付け条件を見つけ出す多角的なテストを、お客様に合った柔軟な実施方法でご用意しています。
はんだ付けプロセスを“見える化”
ジャパンユニックスがはんだ付けテストを行うのは、「安定した量産体制の構築」が目的です。
お持ちいただいたワークを製品化して市場に出すためには、不確実な部分や不透明な部分のない、安定した量産体制の構築が不可欠。そこで、どのようなやり方ではんだ付けを行えば、量産開始後の品質が安定するのかを検証し、「最適なはんだ付けの条件」を設定するためにテストを実施するのです。
なお、テストでは単に結果を提示するだけではなく、はんだ付けプロセスをデータ化(見える化)して、条件を設定するまでの過程を共有します。これにより、設定条件の妥当性や接合プロセスの正当性にご納得いただけるほか、不確実性の発見・分析へとつながります。
多角的なテスト
ジャパンユニックスは、これまでに蓄積してきたノウハウと、最先端のはんだ付け知識をもとに、「可否判断」「安定性判断」「エビデンス提示」という多角的なテストをご用意。量産体制構築の支障となる、まだ顕在化していない課題も洗い出します。
1.可否判断
2.安定性判断
3.エビデンス提示
これら3つの目的をもつテストは、必ず弊社で実施するというものではありません。お客様の導入タイミングや求める条件などに合わせて、必要なものをお選びいただきます。また、可否判断をジャパンユニックスで行い、安定性判断はお客様が実施、後にエビデンス提示を弊社にご依頼されるというケースもあります。なお、ジャパンユニックスにご依頼いただいた場合は、設定条件の妥当性の検証、はんだ付け接合プロセスの正当性の検証、不確実性の発見・分析などを無料で行います。
※テストの実施に際しては、ワークを10個以上ご用意頂くと最適な条件が評価出来ます。是非、ご検討ください。
柔軟な実施方法
テストの実施方法は、お客様の状況やご要望に合わせて、「預かりテスト」「立ち合いデモ」「オンラインデモ」からお選びいただけます。どの実施方法でも無料です。なお、安定性判断やエビデンス提示テストをご希望の方は、立ち合いデモ、またはオンラインデモ形式での実施を推奨しております。
預かりテスト
預かりテストは、お客様からワークをお預かりし、はんだ付けのエンジニアたちが、多角的なテストを実施するものです。テスト終了後、はんだ付けの必要条件を選定し、担当営業や担当エンジニアよりレポートと動画データで、プロセスから結果、課題提案事項までしっかりとご報告いたします。
立ち合いデモ
立ち合いデモは、お客様にご来社いただき、弊社のはんだ付けエンジニアとともに多角的なテストを実施するものです。疑問点などがあればその場でご質問いただけますし、テストの模様を実際にご確認いただけるので、条件選定のプロセスを明確に把握できます。
量産時の品質維持・不具合対策を固めるには、立ち合いデモが最も適しております。国内では東京、大阪、名古屋の弊社ラボにて実験対応可能です。海外での実施をご希望の場合、世界各地の弊社現地事務所・海外代理店をご確認ください。
オンラインデモ
オンラインデモは、リモートで参加できるデモです。複数台のカメラや管理ソフト、顕微鏡カメラなどを通して、離れた場所からはんだ付けプロセスをしっかり確認できます。ご来社いただく必要がないため、他部署や上長の方、海外の方も参加しやすく、国内各拠点・海外生産工場のメンバーも含めて関係者全員で条件選定プロセスを共有できるのも特長です。