【YouTubeコラム】はんだ付けの真実をお伝えするソルダリングニュース:フラックス編
YOUTUBEコラム第16弾!
はんだ付けの真実をお伝えするソルダリングニュース:フラックス編
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テーマ
谷 皆さんこんにちは。
はんだ付けの真実をお伝えするソルダリングニュースの時間です。進行は私、谷中が務めさせていただきます。
今回は前回のテーマである「加熱」に引き続きはんだ付けにおいて重要な要素であるはんだ、その中に含まれる「フラックス」についてお伝えしていきます。
洗浄効果について
谷 フラックスには二つの重要な効果があります。一つ目が、洗浄。二つ目は、表面張力の低下になります。まずは洗浄についての映像を入手いたしましたのでご覧ください。どうぞ。
こちらは酸化した銅板で表面が黒くなっているのがおわかりいただけると思います。フラックスを塗布し、拭き取っていくとこのように表面が綺麗になっているのがおわかりいただけると思います。こちらがフラックスの洗浄効果となります。
まずは洗浄の効果についての映像をご覧いただきました。金属表面に酸化膜があるとはんだがなじまないため、はんだ付けに酸化膜の除去が必要不可欠です。
表面張力の低下について
谷 次の映像では、はんだを塗り広がらせるために重要な効果である表面張力の低下の映像を入手いたしましたのでご覧ください。どうぞ。
こちらでは、フラックスが含まれてない糸はんだを使用しております。フラックスが含まれていないと、こんなにも粘度があるんですね。そこにフラックスを塗布していき、再び熱を加えていくとこのようにはんだが塗り広がります。表面も光沢があって綺麗になりましたね。
表面張力の低下の映像についてご覧いただきました。フラックスの塗布前と塗布後では違いが顕著に表れていましたね。これがまさに表面張力の低下の効果だと言えます。
まとめ
谷 以上二つの映像から、はんだ付けにとってフラックスがいかに重要かということがおわかりいただけたと思います。今後も当チャンネルでは、はんだ付けの真実についてお伝えしていきます。
それでは次回の動画でお会いしましょう。さようなら。