【YouTubeコラム】はんだ付けで測定すべきポイントとは?!
YOUTUBEコラム第11弾!
はんだ付けで測定すべきポイントとは?!
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鵜 皆さん、こんにちは、はんだ付けライフを応援しています鵜口です。
小 小畑です。
鵜 よろしくお願いします。今日は新しい活動されているとちょっと聞いたんですけれども。
小 はい。
鵜 具体的にはどのような?
小 はい私、普段営業をしているわけなんですけれども、その一方で、CRM活動ということを行っています。
鵜 CRM?
小 はい、簡単に言うとカスタマーサポートというんですね。
私どものロボットをたくさん使っていただいていると思うんですけども、そのお客さんの現場に入れていただいて、メンテナンスをさせていただいています。
鵜 なるほど、メンテナンスってたくさんあると思うんですけれども、特にどういった活動を?
小 そうですね。私どものロボットを問題なく使っていただいているかというチェックと、そこでいろいろなアドバイスをさせていただいています。
今日はちょっとその中でお客様と一緒にいろんな測定をするわけなんですけども、非常に便利なメンテナンスに役立つものを紹介したいと思います。
温度測定器
鵜 どういったものになります?
小 測定器ですね。
鵜 測定というと?
小 こて先の温度とか測りますよね。
鵜 それって前からありますけど、この温度計ですよね?
小 そうですね、これは昔からあってたくさん使っていただいているんですけれども、これだけじゃなくて、これ以上に良い測定器があります。こちらのUNI-TESTERといいます。
鵜 テスター?なるほど、どう違うんですか?
小 そうですね、これは温度計ですよね。
このUNI-TESTERというのは、自動機で使用する場合、こて先温度の自動オフセット機能というのがあります。
これがとっても便利でして、ぜひご紹介させてください。
鵜 それでは、今までのこて先温度計とこの新しいテスター、どういった差があるのか教えていただけますか。
小 はい、では実際にやってみましょう。
鵜 はい、お願いします。
小 こて先にはんだを送ります。こて先の先端にはんだを送ることで、安定して温度が測れるようになります。次に、温度計のセンサーをこて先に当てます。次に安定した測定ができるように当て方を調整します。
設定値が350度でしたので、実測値325度になりますから、プラス25度入力する必要があります。ここに設定値と実測値の温度差を合わせ込んでいきます。はい、先程オフセットが終わりましたので、そのオフセットがしっかり補正されているか確認していきます。
鵜 今のが手動でのオフセット手順ですね。
では続いては自動オフセットでやっていただきましょう。
小 はい、手作業と自動補正のやり方を見ていただきました。
鵜 いや、だいぶ手順が減りましたね。
温度以外の測定
小 そうですね。工数も当然なんですけれども、ほかにもいろいろな測定ができるんですよ。
鵜 例えば?
小 漏れ電圧であったり、こて先アース間抵抗だったり、そういったこて先の温度以外の測定もできます。
鵜 規格などで決まっているんですよね。
小 そうですね、やはり基準というものがありますので、それを超えてくると基板のダメージがあったりとか。そういうところを皆さん御存じではあるんですけれども、なかなかまだ細かいところまで見られていないところもあります。
まとめ
鵜 そういうところもこれで自動で?
小 はい。自動で測定ができるのに加えて、それがまた記録として残すことができますので、いろいろなエビデンスというところで非常に必要になってくるものかなと思います。
あとは先程やった手動で温度を測る場合なんかはやはりヒーターの近くに人の手が行くわけですけれども、自動でロボットの動作でできますと安全にやっていただけるということも一つメリットかなという風に思います。
鵜 なるほど、かなり良さそうですね。皆さん、これを使ってみたいとか、どんなものなのかもっと詳しく聞きたいという方は、ぜひジャパンユニックスのホームページまでお問い合わせいただければと思います。
それでは、またお会いしましょう。
ではまた。
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