【名古屋】ネプコンジャパン2023出展/IPC日本はんだ付けコンテストレポート

2023年11月06日

【名古屋】ネプコンジャパン2023出展レポート！注目の出展製品ご紹介！

大盛況で終えた[名古屋]ネプコンジャパン2023！最新レーザー工法をメインに小型レーザーヘッドや見える化ソリューションなどをご紹介しました。ご来場できなかった方もぜひこのページでジャパンユニックスの「はんだ付け量産化まで」寄り添う、トータルソリューションを御覧ください。

ネプコンジャパン出展概要

テーマ「見える」はんだ付け

「見える」はんだ付けを追求するジャパンユニックスの展示会出展。新たな挑戦「下からレーザーはんだ付け」や、多関節ロボットによるレーザーはんだ付けなど様々な製品やソリューションをご紹介。
「見える」だけではなく、より量産現場に活用できる実践的なソリューション提案につなげていくことができるジャパンユニックスの設備・サービスのご提案します。

量産のプロセスコントロール

温度や条件などはんだ付プロセス、トレーサビリティの徹底を実現することで、見える化・グラフ化・記録・録画を可能にしました。
また保存データは情報が簡単に共有、連携できることでカイゼン速度UPに繋がります。

展示会の模様

展示会の模様を動画にしました！

展示会情報

アジア最大級！エレクトロニクス開発・実装展

【開催展名】第６回［名古屋］ネプコンジャパン -エレクトロニクス開発・実装展-
【会期】2023年10月25日[水]～10月27日[金]　10:00～17:00
【会場】ポートメッセなごや〒455-0848 愛知県名古屋市港区金城ふ頭２丁目２−７
【ブース】第1展示館　小間番号13-58

新型レーザー装置を使った新たなはんだ付けとは？

下からレーザーはんだ付け

レーザーはんだ付けを下から行います。搬送ラインにおいて基板の反転が不要になることで治具構想も不要になります。インラインに最適なだけでなく、基板に対してのはんだボール付着を低減し、上部部品面から温度測定を行いながら、はんだのスルーホール充填率を確認するなど工程品質の見える化に貢献できます。
その他、様々なメリットは是非会場でご覧下さい！

IPCはんだ付けコンテストの結果

大勢の応募の中から選ばれ行われた、IPCはんだ付けコンテスト2023！素晴らしい技術を発揮し見事表彰された方々はこちら！

おめでとうございます！

優勝：株式会社アドバンテスト　長谷部恵子様
２位：三菱電機株式会社鎌倉製作所　森谷玲於様
３位：リコーインダストリアルソリューションズ株式会社　川上静香様

詳しい採点結果は後日コラムにて発表予定です。

コンテストの模様

はんだ付けコンテストとは

IPCはんだ付けコンテストは国際標準化団体のIPCが主催する、はんだ付け世界一を決定する大会です。

IPC Hand Soldering Champions

IPCでは、世界中のさまざまな展示会などの会場において、各国、地域ごとに、はんだ付けコンテスト（Hand Soldering Competition）を主催し、世界中のはんだ付け技術者を世界の最前線で光を当てることに支援しています。この大会では、企業を代表して参加頂く手はんだ付けの高度技術者が、指定された時間内でプリント基板にはんだ付けを行い、IPC-A-610とJ-STD-001による品質判定とIPC-7711/21によるリワークリペアの手順と品質の高さを競い合います。
IPCでは、職業として活躍されるプロフェッショナルと学生を対象に競技会を開催し、優勝、準優勝、3位には賞金を授与しています。

IPCはんだ付けコンテスト2022世界大会の様子 — IPCはんだ付けコンテスト　2022年度世界大会の様子

IPCはんだ付けコンテスト日本大会2023

大勢の応募の中から、1次予選を40名が通過し、2次予選を通過した32名にて本選が2023年10月名古屋にて行われました。本選では北は北海道から南は九州まで、大手企業のチームを組んで望まれた精鋭の方々から、小規模ながらも職人技にプライドをもった企業まで、日本屈指のはんだ付けエンジニアが集まり、チップやQFPなどの表面実装部品・挿入部品のはんだ付けによる部品取り外し・部品取り付け・機能テストまでのはんだ付けの総合力を競う最上位レベルの大会となりました。