【自動化事例】IGBT:こてはんだ付けとレーザーはんだ付け【YouTubeコラム】

2025年3月10日
YOUTUBEコラム第21弾!

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はんだ付けやってみたシリーズ:IGBT

目次

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電源端子の自動はんだ付けは何に使われる?

 はい、皆さんこんにちは。ジャパンユニックスの中野です。はんだ付けやってみたシリーズ、今日のテーマはIGBTのはんだ付けです。本日のゲストは技術の谷中さんです。

 よろしくお願いいたします。

 IGBTパワーモジュールといえば最近話題のEVやハイブリッドなど自動車部品
の多くで使われてますよね。

 そうですね。ステアリングやトラクションモーターなど大きな電力を使用するものには必ず使用されております。
                   

 環境配慮など注目されてますけれども、重要な部品ですね。
今回もまたレーザーとこてでテストしていただいてということで。

IGBTの自動こてはんだ付け

 そうですね、まずこて先の実験動画がありますので、そちらをご覧ください。どうぞ。

  はい、こちらが実際にはんだ付けした製品です。
サンプル基板ではありますが、スルーホールの中にはんだが綺麗に充填されてますね。
IGBTの基板のハンダ付けに注意点とか特徴があればお伝えください。

 はい。一番のポイントは、熱容量がとても大きいという点です。
IGBTを使用するほとんどの場合がspan class=”text-size-medium”>多層基板で内層層に大きな銅箔のグランドパターンが繋がっている
ため、細いこて先ではかなり難しいものとなっております。
ただこて先の温度を上げすぎたり、長い時間接触させているとフラックスが劣化してしまいまして濡れ不足やツノが発生してしまいますのでしっかりとはんだ付けの条件を管理する必要があります。

電源端子のレーザーはんだ付け

 それでは、レーザーのはんだ付けの実験もご覧いただきましょう。どうぞ。
はい。レーザーについても、こちら綺麗にハンダ付けができていますね。
レーザーのはんだ付けについても特徴や注意点を教えてください。

 先ほどグランドパターンが通ってると説明させていただきましたが、ポイントによって回路が違い熱容量が変わってきます。
つまり設定するパワーや時間がそれぞれ異なる場合がございます。

 たくさんポイントがあるのに全部条件プログラムが違ったら、実験する谷中さんも現場で運用するお客さんも大変そうですね。

 なのでコテの場合もレーザーの場合も、基板設計、試作段階からお客様と相談しながら量産管理を行いやすい提案検証を行っております。

まとめ

 はんだ付けにおいてはんだ付けの条件調整っていうのはとても重要な要素となります。
そういった点はしっかりとサポートさせていただきますので、安心していただければと思います。

 谷中さん、本日は解説ありがとうございました。

 ありがとうございました。

 それではまた次の動画でお会いしましょう。それではまた。


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