【YouTubeコラム】レーザーはんだ付けにおける最適条件の重要性とは?
YOUTUBEコラム第6弾!
レーザーはんだ付けにおける最適条件の重要性とは?
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鵜 はい、どうも皆さんこんにちは、はんだ付けライフを応援しています、鵜口です。
今日はですね、前回レーザーの動画をいくつか挙げておりますが、今日はその続編、レーザーはんだ付けで成功させるためのポイントというところをお伝えしたいと思います。
レーザーはんだ付けで大事なところ
鵜 レーザーはんだ付けで大事なところは、レーザーを照射する時間。それからレーザーの出力、パワーですね。
これをしっかり見い出してあげて、対象の部品や基板がはんだが溶融する融点までしっかりと暖められているかどうか、ここをしっかり見極める。出力と時間。ここの見極め。これが一番大事なポイントになります。
ここのポイントを実際にはんだ付けいろいろな条件でやった動画を撮っておりますので、一緒にまずは見ていきたいと思います。
はんだ付け動画
鵜 最初のはんだ付け動画ですね。これはんだが全然回っていなくて、手前で少しだけ付いて行き渡らず止まっている。そういった動画になります。これははっきり言って全然出力、時間ともに足りていない、熱が足りていない状態になります。
鵜 続きまして、次の動画ちょっと出力を上げています。いい感じで溶けたなと思ったんですが、最後はんだが十分に溶けきってくれなくて、そのまま糸はんだが溶けたはんだとくっついた状態。これも後半の加熱が足りてない。これもやっぱり熱が足りていない状態ですね。
鵜 それではもう少し、もうあと一歩かなというところまできましたので、最後に加熱時間をもうちょっと延ばしたものになります。これは連続でやっております。しっかりとはんだが溶けて行き渡ってバッチリなはんだ付け条件となりました。
まとめ
鵜 今見ていただいたのは、出力、時間共にちょっと足りてないなという点を中心に見ていただきました。逆に出力かけ過ぎ、パワーかけ過ぎ、時間長過ぎとなると基板だったり、部品だったりを過加熱ということでダメージを与えてしまう。そういうことになりますので、やはり一番大事なのはレーザーの出力、時間をかけな過ぎてもだめ、かけ過ぎてもだめとここの間の最適条件を出す。これが非常に大事になってきます。
この最適条件を出すためには、しっかりはんだ付け原理に則った上で、レーザーをそこに落とし込んであげる。従いまして、いろいろなレーザーでのはんだ付けの自動化を検討されているお客様は是非最適条件を出すための実験、これをお勧めしております。
鵜 ジャパンユニックスではそういったレーザーはんだ付け実験も日々行っておりますので、トライしたい、ちょっとどういった挙動するのか見てみたいという方は、ぜひお問い合わせいただけたらと思います。
それではまたお会いしましょう。