【YouTubeコラム】4分でわかる、レーザーはんだ付けの魅力とは?
YOUTUBEコラム第4弾!
4分でわかる、レーザーはんだ付けの魅力とは?
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テーマ
鵜 はい、どうも皆さん、こんにちは、はんだ付けライフを応援しています、鵜口です。
レーザーはんだ付けのメリット
鵜 今日はですね、先日お送りしましたレーザーはんだ付けの基礎編ということで、レーザーの原理なんていうタイトルでやらせてもらいました。今日はその続きにあたるんですけれども、レーザーのメリット、そこについてお伝えしたいと思います。
ジャパンユニックスはですね、レーザーはんだ付け始めて20年経っているんですが、いろんなお客様に導入してきましたけれども、どういうところに魅力を感じていただいているんだっていうところをお聞きしてきまして、そこをですねちょっと皆さんにもお伝えしたいなと思います。
レーザーの最大の特徴
鵜 まずレーザーの最大の特徴はですね、変化点が少ないっていうところがあるんですね。その変化点が少ないという理由は、非接触工法であるというところが大きいんです。
非接触工法がなぜメリットがあるかというとですね、一つは非常に品質の安定につながるということが多々あるんですね。
状態
鵜 接触工法の場合なんですけれども、接触しますので、はんだが付いてきてしまったりとか、はんだの中に入っているフラックスが付いてしまったり、さらに熱を加えてますので、炭化して酸化して状態が変わってきてしまう。そういったことはあると思うんですよね。
ですので、状態が変わってしまうとどうしても1回目と1万回目では同じ条件ではんだ付けしていても、同じ状態で熱が伝わっていけるかというと、手入れをしなかったら変わってくるというところがありますよね。
もちろん、そこを補正するようなものもあるとは思うんですが、レーザーはんだ付けの場合はそもそも1回目でも1万回目でも同じような熱の伝わり方ではんだ付けができるといったところでの品質安定に繋がります。
メンテナンス
鵜 それから非接触なものですから、メンテナンスもだいぶ削減ができてますね。
先程言った接触することによって色んなものが付きますよねっていうお話ししましたけれども非接触は付かないので、そこの清掃もしくは交換、その辺が必要がないですよね。
清掃交換している時間というのは、やっぱりどうしても設備を止めてしまいますので、単純に止めている時間も非常に少なくて済むと、そこにかかっている人達っていうのももちろん、その間他の仕事も止めちゃったりしてますから、トータル的にですね、やっぱり止めている時間が少ないっていうのは非常に大きなメリットがあるります。
ランニングコスト
鵜 それからですね。運用コスト、ランニングコストなんて言ったりしますが、それも非常に少ないんですよ。
先程から出てきます、消耗品ですね。これまた圧倒的に少ないので、更に交換部品だけじゃなくて材料であるはんだ材料とか。例えば一般的な工法の1つであるはんだ槽だと、その中に入ってくるはんだすべてがはんだ付けで使っているかというとそうでないんですよね。どうしても捨てないといけなくなったりしてきます。
それから、例えばはんだ槽を温めるのに必要な電気代。その辺もやっぱり大きなものを温めるには、どうしても電気代がかかってしまいますけれども、レーザーは加熱する照射するところだけエネルギーを使いますんで、そこの電気代のコストなどトータルとして運用のランニングコストが非常に少ないというメリットがあります。
まとめ
鵜 今言った3つのメリットですね。1つ目は品質安定。それから止めている時間が少ない。消耗品、ランニングコストが少ない。この3つのメリット。
これは変化点が少ないことにおけるメリットになりますので、ここ10年で非常に飛躍的に伸びた理由はそこにあると思っています。
今後もレーザーはんだ付け、もしくは他のはんだ付けも含めて情報発信をしていきたいと思っています。それでは、またお会いしましょう。それではまた。