【YouTubeコラム】はんだ付けやってみたシリーズ:ホールICはんだ付け
YOUTUBEコラム第19弾!
はんだ付けやってみたシリーズ:ホールICはんだ付け
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テーマ
中 はい 皆さんこんにちは。ジャパンユニックスの中野です。
はんだ付けやってみたシリーズ、今回のテーマはホールICのはんだ付けです。本日のゲストはエンジニアの谷中さんです、よろしくお願いします。
ホールICとはどのようなところで使われている部品なんでしょうか?
谷 ホールICは位置や回転を検知するセンサーで、自動車部品で言えばペダルの位置やステアリングの回転角度検知などで使用されております。
中 運転支援技術が普及する今、とても大事な部品ですね。
谷 そうですね。
こてはんだ付け
谷 では早速こて先のはんだ付け動画がありますので、そちらをご覧ください。どうぞ。
中 こちらが実際にはんだ付けした製品です。
狭いピッチですが、ブリッジすることなくはんだ付けできてますね。ホールICのはんだ付けする際の注意点や特徴を教えてください。
谷 まず挿入タイプのホールICの一番の特徴は基板のパッド間が0.2ミリと、とても狭くブリッジしやすくなっております。そのため、こて先だけではなく、はんだの供給精度がとても重要となっております。
中 それらの位置の再現性やこて先の状態メンテナンスが大事ですね。
谷 またホールICでは、はんだ付けの装置側だけではなく部品側の位置精度がとても重要となります。
正確な高さや位置が出ていないと、製品として不良品となってしまいます。
中 精密な治具の検討とか、あとはロボットアームを使用する場合は正確な部品の保持、そういったものが必要になりそうですね。
谷 そうですね。
レーザーはんだ付け
中 それでは次にレーザーのはんだ付けを見ていただきましょう。どうぞ。
こちらがレーザーではんだ付けした製品になります。こちらもブリッジすることなく綺麗にはんだ付けできてますね。
レーザーのはんだ付けについても注意点や特徴を教えてください。
谷 レーザーはんだ付けの特徴としましては、加熱したいところだけを加熱できるので、隣のパッドにはんだがブリッジしにくいという点になります。狭いピッチや小さいパターンのはんだ付けにとても有利です。
中 位置や加熱の再現性が高いということですね。
谷 ですが端子を加熱しすぎると細い端子ですので、部品まで熱が伝わりダメージを与える可能性があります。
中 レーザーの場合、温度のコントロールというのがとても大事ってことですね。
谷 そうですね。
おわり
中 谷中さん本日はありがとうございました。
谷 ありがとうございました。
中 それではまた次の動画でお会いしましょう。
それではまた!